答えが近くにあるのに見つけられない理由

「抜き出し問題の答えが見つからない…」

入試問題はもちろん、塾の公開テストや宿題でもたびたび登場する抜き出し問題。
苦手なお子さんが多いでしょう。
抜き出し問題の解法やテクニックについては、また別の機会でご紹介させていただくとして、今回は「すぐ近くに答えがあるのに、なぜ見つけられないのか?」というテーマでお話したいと思います。

「ちゃんと読みなさい!」しか教え方がない?

テストの直しや宿題の間違い直しをお母さま・お父さまが一緒にやってあげている、というご家庭は多いと思います。
その際に、お子さんが正解になかなかたどり着くことができず、教えている側がもどかしく感じてしまうという経験はありませんか?(もどかしいどころか、イライラしてしまう…という方もいらっしゃるかもしれませんね…笑)
その問題が難問で、「こんな遠くにある答えはなかなか見つからないよなぁ」と思えるものならまだしも、「いやいや、答え1行前にあるやん‼」という問題の場合、その答えをなかなか見つけてもらえなかったらどうでしょう?
教えている側としては「やる気がないんじゃないの?ちゃんと読みなさいよ!」となってしまいませんか?(多くの場合、この後は険悪なムードになります…)
お子さんとしては、正解をいち早く答えたいはずですので、決してやる気がないわけではないんですね。もちろん、「ちゃんと」読んでいるつもりだし、「ちゃんと」探しているつもりなんです。でも、1行前の答えがなかなか見つからないということは、「ちゃんと」読んでいないように感じてしまいますよね。
どういうことなのでしょう…??

原因は大きく2つ

すぐ近くにある正解を見つけられない原因は主に2つです

①問題の解法がわかっていないので、答えがある場所を絞り込めていない
②探し方(文章の読み方)の悪い癖がついてしまっている

上記の通り、①の解法についてはまた別の機会でお話しさせていただきます。
今回は、もっと単純な原因である②についてです。
質問に対する答えがある程度分かっているはずなのに、1行前や2行前にある正解になかなかたどり着けないお子さんは、答えを探しだす作業をする際に、文章のあちこちをランダムに探し回ってしまうケースが多いのです。(なぜなのか、正解の部分を上手に外して探しちゃうというお子さんも稀に…)
つまり、ちゃんと(やる気をもって)読んで探しているんです、ただしあちこちを飛び回るというあまりよろしくない方法で…
実はこれ、身に付いてしまって悪い癖なんです。

では、どうやって直すべきなのか

方法はいたってシンプルです。

ちゃんと=「一文単位で、一段落単位で」読んで探せばいいんです。

特に、「一文」を読むという習慣は、国語の問題を解く時に必ず身につけておくべきことです。
個別指導をする際に、私は「一文に注目!」「文を途中から読まない!」ということを繰り返し繰り返し伝えます。これが習慣づけられるだけで、少しオーバーですが偏差値3~5くらい変わってくるのではないかと思えるほど大事なことです。
残念ながら、文を途中から読む癖がついてしまっているお子さんは、このシンプルなことがなかなかできるようになりません。例えるならば、一度悪くなってしまった姿勢を正しくするのが難しいようなものです。

是非、このことを念頭におかれ日々のご家庭学習のサポートをされてみて下さい。
ご家庭での指導はなかなか難しい、反抗期で親の言うことをなかなか聞き入れてくれない、というお悩みをお持ちの方は、お気軽に体験授業をお申し込み下さい。

中学受験国語専門塾 こくごSystems
大阪市北区浮田2-1-3 MBCビル308
地下鉄天六駅10番出口より徒歩2分

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